2018年04月29日
9回目のサプライズ

弁財天を祀る「弁天島」のすぐ目の前のレストランで年に二回ほどのYOU果報バンドコンサートをさせていただいています。今回で9回目に!
連休の初日の4月28日、鞆の浦「鞆シーサイドホテル」さんにYOU果報バンド4名でお邪魔しました。

家族旅行の方、ご友人との旅行の方、一人旅の方、お仕事の方などなどさまざまなお客様に沖縄の民謡からポップスなどをお聞きいただきました。

今回は少し詳しく琉球使節のお話も皆さんに紹介しました。
琉球使節の楽師だった与世山親雲上の墓がある小松寺のご案内もさせてもらいました。

そして、もう一つの楽しみは、「自然食レストラン よもぎの里」の美味しいお料理。それをいただきながらビンゴ大会をお客様とも一緒に楽しみました。
今回YOU果報バンドメンバーけいちゃんのご家族やご友人もここに泊まり一緒に宴会も盛り上がり!
実はこのコンサートにもう一つのYOU果報バンドのメンバーも来ていたのでした。かりんちゃん!
病気療養のためしばらくお休みをしていたけれど、回復もしているのでまた夏くらいから復活できそう、と顔を突然出してくれました。
嬉しいサプライズ!!
一緒に舞台で歌ってもらおうかと頭をよぎりましたがそこは我慢して、しっかり回復されてからYOU果報バンドとして歌ってもらいたい!ですね!

そして翌朝は仙酔島、弁天島の後ろから登る朝日を見ながら「天空露天風呂」に入るのは最高の気分になりましたよ。
そこで知り合ったお客様には大崎下島の「御手洗」を紹介。「明日バイクで行ってみます」とのこと。「昨日の演奏もとても楽しみました。先週まで沖縄だったので」とも言ってくださいました!嬉しい!

地元の食材をふんだんに取り入れたバイキングの朝食を頂き、近くを散歩しました。

昔はこのカーブした道路の辺りまでが海で、琉球使節が乗った船はこの左側の海岸に船をつけたようです。ただし琉球船ではなく薩摩藩の関船(軍艦)で。

薩摩藩だけでなく、九州の各藩や中国、オランダ、イギリスなどの船も鞆の浦に寄港し、物資を運び込んで交易が盛んだったと言われています。いわば国際港ですね。

琉球使節は楽師の死の葬いだけではなく、この隣にあった能舞台で能を鑑賞したのかもしれません。

秀吉が作成を命じたという移動式の能舞台。今回初めて敷地に入ってみました。

【この能舞台は豊臣秀吉が愛用し伏見城内にあったものといわれ、初代福山藩主水野勝成が二代将軍徳川秀忠よりゆずり受けたと伝えられます。三代水野勝貞がこの社に寄進し、1738年(元文3年)この場所に設置されました。この能舞台は、それぞれの部材に番号や符号をつけた組立式で、戦場にも持ち運べるようになっています。正面の鏡板には松と竹を描き、桃山時代の能舞台の特徴をもつ貴重なもので、国の重要文化財に指定されています。<構造>一重切妻造】
とにかく文化財もふんだんにあり、琉球使節との関わりも想像を掻き立てるものがたくさんあります。
是非一度は足を運んでほしいです!
鞆の浦へ!
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